Pain＊Daily

「つーか…意味わかんねぇんだけど」




もぉ…嫌なの…

こんな思いしたくないの




「嫌になったワケ？俺のコトが」




好きなんだよ…

今も…好きなんだよ…




「別れたいって言われる意味が…わかんね…まぢで」




だから…

傍にいたくないの…

もぉ…離れたいの…




『ごめん…別れて欲しいの』

「それしか言わねぇんだ…結局」

『……ごめん』

「わかった…別れてやるよ」

『……』





これで終わりって時は

不思議と涙が出なかった



もう最後だって時にも

あたしの瞳からは…





「最後に…１個だけ聞きたいんだけど」

『……なに？』

「お前さ…１度だって俺のコトただの男として…見てくれた時あった？」

『え…』

「普通の…その辺にいる奴らと同じ男なんだよ…俺だって…」

『……』

「じゃあ…な」

『……』





声が…出なかった…

涙だけじゃなくて言葉も



部屋を出てく背中は

もう…帰って来ない…



サヨナラを告げたのは

あたしなのに…





胸の中が…傷くて…


ずっと…ずっと傷くて…