Pain*Daily
あれから1ヶ月が過ぎた
だけどあたしの胸は
まだ…傷いままで…
『…なんでだろ』
この傷みが苦しいから
サヨナラしたはずなのに
離れれば消えるって
無くなるって思ったから
「好きなくせに別れるからでしょ」
『…だって』
一緒にいるのが…
修二の傍にいるのが
辛かったから…
彼女でいる間は
逃げられないって…
この傷みからは
ずっと逃げられないって
「逃げたから」
『……』
「好きでいる事が辛くて苦しいから逃げてもさ…消えるワケないじゃん」
『……』
「まだ好きなんだから」
『っ…』
自信が…なかった
あたしを
選んでくれた事も
あたしを
好きになってくれた事も
あたしと修二じゃ
釣り合わないって思って
彼女でいる事が不安で…
いつか来るかもしれない
別れの瞬間が怖くて…
だからあたしは…
「そんなに泣くんなら何で別れたのよ…自分から」
『ぅっ…ヒック…うぅっ』
「傍にいる時よりも辛い思いするのに…」
この傷みに
サヨナラしたはずだった
苦しい思いが続く毎日とサヨナラしたはずだった
別れたら終わるって…
そう思って…離れたのに
『ねぇ、修二?』
「ん?」
『何で…あたしだったの?』
「んな好きになった理由なんてわかんねぇよ(笑)」
好きなのに
サヨナラしたあたしは
この傷みの日々が続いて行くんだ
この先もずっと…ずっと
えんど
