蜜愛
今のは、なんだったのかしら。
私はもう一度、彼がしてくれたように、
中指で、膀胱を揺らすように激しくかき回しても。
もう先ほどのようには、イケなかった。
――彼はもう、いない。
私が一方的に利用し、そして勝手に捨てた。
その事を、自分の指で思い知らされ、
また旦那の指では与えてもらえない感覚に、
病みつきな自分が
なんとも情けなくてみじめ。
ミジメな気持ちまでも快感にすり替えて、いくらでも蜜を操る自分に。
そろそろ嫌気がさしてきた。