蜜愛

腰は幾度となく布団の上で跳ね上がり、

私は水辺に打ち上げられて死んでいく魚のように、

ただ、彼という水を欲しては

カラダを震わせているしかできない。


『もう、イチコの好きなようになんて……させてあげない……』


あ……

『オレの好きなようにするよ……』


彼はそう言って。


< 258 / 421 >

この作品をシェア

pagetop