蜜愛
僕は彼女を怯えさせてしまったような気がして。

つい自分から声をかけた。


『……き、きれいですね』

何を言ってるんだ。
自分の言葉を自分で耳にし困惑した。

『あ、あの…夕陽。あの……』

『私、おかしくないですか』


え?おかしい?

思いも寄らぬ彼女の言葉に僕はつい、そのまま隣に腰かけてしまった。

< 371 / 421 >

この作品をシェア

pagetop