蜜愛
ブラを外すだけにも手間取って、上にずりあげてしまったから、わたしは自分で背中に腕を回し外した。

その間に彼もジーンズを下ろす。

布団の中で、もぞもぞとその気配。



『今。やっとわたしとセイタは同じ。何にも見えない、ね』

小声でそう耳元に吹きかけたら、

『俺、ほんとに好き。恥ずかしいけど一目惚れってやつなのかな』

と。初めて敬語がとれて俺と言った。

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