蜜愛
そんな彼がまたかわいらしくて。

わたしは唇からそっと首筋へ、

シャツのボタンを外しながら彼の胸板に唇をつけた。


少し汗ばんだ、男っぽい匂い。

舌を被せたら、懐かしい塩味が広がった。

心臓に耳をあてたら、すごく鼓動が早くて。


わたしは彼に、最高の『初めて』をプレゼントするから

わたしにも


そう言うかわりに、おへそのそばに跡を残した。

『キスマーク、つけちゃった。しばらく誰ともしちゃヤだよ?』

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