蜜愛
ほんとはお腹になんて、つきにくいけど。


彼はこの暗闇では確認できない、

赤く赤くくっきりと残されたわたしの唇の跡を想像して、ますます興奮していた。


『誰とも、しないよ…しない、絶対』

彼がわたし以外にする人はいないだろうな、そんなことはずっとさっきからわかっていたけど、


改めてそう呟く彼は、わたしの心にしっかりとキスマークをつけた。

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