蜜愛

彼女はすでに、

オンナになってた。

人ではなかった。

一人、自慰にふけっている彼女を見て、僕は、彼女が本来だすべき悲鳴を上げてしまいそうな程赤面した。

彼女は案外冷静……

いやすでに。

アツクなってたんだな。

僕に見られても、

半開きになった目はそのままうっとりと僕を見た。

驚いた様子もなく。
むしろ。
僕が洗面所に入ってきた事を知ってて、始めたのか?と疑うほど。

僕に見せるためだけに。
僕のためだけに。

始まっていたショー

みたい。

だったから。



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