world end
不穏な気配は音声と共に現れた。
「魔牢…」
サツキは苦痛に耐えながら、現れた者の名を呼んだ。
魔牢の全身から黒い魔力が流れる。
突如、風の渦が起こり、粉塵が辺りを包む。
私は槍を一閃した。
風が裂け、粉塵が消える。
そこには、二人の姿は無くなっていた。
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