恋愛交換日記
…。2人は、沈黙のまま歩き続けた。
少しして真由美のマンションが見えてきた。

私は、口を開いた。「ごめんね…」と真由美を見ると
真由美は、顔を見上げてにやっと笑顔になった。
「うん!!!」

いい子だなー私のこのひねくれた性格と交換したいよ…


真由美の部屋は、3階の302号室。
「入っていいよ」笑顔で言う真由美。
「おじゃまします…」と私は、玄関に入った。

いつみても家具も少なくてシンプルな部屋だ。
私は、靴を脱ぎ真由美の部屋にはいった。

「ちょっと待ってて」と真由美は、部屋から出て行った。

真由美の部屋は、
リビングとは、違い
ピンクが多いお姫様みたいな部屋だ。

と真由美が戻ってきた。
「ぢゃーん」と手に持っているのは、まだ新しいブリーチだった。

「えっ!?」

「買ったのはいいけど使わないから成にプレゼント!!ブラウンだし成にも似合う色ぢゃん!!染めてあげるょ♪」

「マジで!?」私の唯一の自慢だった黒くてさらさらな髪。

親は、染めたりしただけで怒らないけど…いや。姉がギャルだからあきれてるだけか…
< 3 / 16 >

この作品をシェア

pagetop