あなたがいてくれた‐いじめ‐
すると、チャイムが静かに鳴った。
帰ろうとすると、扉にはアイツがいた。
「仲直りしたのぉ?」
「・・・・・・・・・・・川瀬・・・。」
利世が怒り混じりに言った。
私は拳を強く握った。
汗ばんでる。緊張してる。
「なんなの、何の用。」
利世は強く言った。
川瀬は嘲笑った。
「ふふ・・・」
「何が楽しいの。」
「ええ、楽しいわ。馬鹿みたいだわ。
優衣ちゃんが恋だなんて。ふふ」