★NとS☆

やっぱ入って一番に見るのはクラス振り分け表だよねっ!

ん~…なんか周りの視線が気になるな…。

なんっか、いやな予感。

「早くみよー☆」

「だね。」

そんな会話をしているうち、前に人だかりが…。

こんなんじゃ見えないし^^;

トントン―――

ん~?

「遅くなってごめん、尚^^」

「お母さん。」

って。!!何かその服装めっちゃ恥ずかしいんですけど。

はりきりすぎだよ…。

まあお父さんは普通…?だけど。

それだけ言って両親は会場へ行った。

未だに人だかり引く気配なし・・・。

「はぁ・・・。」

ここはひとつ。泉と薫のために行動しよう!!

「すみませんちょっと看板見せてください!」

すると人だかりのほとんどがあたしのほうに振り返った。

「え…、ちょっ尚?」

薫が言う。

いやな予感的中!!

絶対文句言われることを想像していたのに…、

その人だかりの反応は違った。

目をきらきら☆彡輝かせてあたしに言った。

「!!もしかして…川島尚ちゃん?!!」

キャーキャーとその人だかりは騒いでいる。


あたしは芸能人とかじゃないんですけど。

なに…?
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