アルタイル*キミと見上げた空【完】

「ごめん・・・」



少しはだけたシャツをかき寄せて、



私は体を起こした。



「どうしたの?・・・・・」



「本当、ごめん・・・」



「ごめん、って・・・。謝らないで」



「・・・・・・」



「修ちゃん?なんかあったの・・・?変だよ?」



「・・・・・・」



「ねぇ修ちゃん」



「変じゃねぇよ!」



突然あらげた修ちゃんの声に私の体がびくっと反応した。



修ちゃん・・・?







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