アルタイル*キミと見上げた空【完】

廊下を抜けて、リビングに入ると・・・


さっきまで見てきたマンションの豪華さから比べると、


ううん。


普通に考えても、かなり物は少ない、方だよね。


小さいテーブルと、ソファがあるだけ・・・。



ぶわっ、


目の前が一瞬真っ暗になったかと思ったら、私の頭の上からタオルがかかってきたんだと、ようやく気がついた。


「早く風呂入れ。今お湯ためてるから」


「う、うん」


わっ。

何考えてんの。


お風呂、って言う言葉に心臓が見事に反応してくれちゃって・・・。


「汐?」


「は、はい!じゃ、頂きまする・・・」


「ぷはっ、誰だよ、お前」


ぎゃーっ。


意識しちゃってるのばれたかな。


「い、行って来るね!」


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