溺愛S坊や☆★
☆第1章★
彼に出会ったのは、入学式の日だった…。
体験入学で、それなりに友達がすでに出来ていた私は、余裕で色々な人を見ていた。
ドンッ
いきなり人にぶつかってしまった。
しかも、全く面識のない男の子…。
『あっ…すいませんっ』
『あっ…いえ』
その男の子は、すごく綺麗な顔をしていた。
ニキビなんて出来たことないんだろうなぁ…。
そんなことを考えた。