溺愛S坊や☆★
『本当に…。俺は…莉依だけが好きですから…。これから…何があったとしても…。』
『龍斗君…?』
『だから莉依も…俺だけを見ててください。』
『……うん。あのね…私ね…』
『もう、龍斗君しか見えないんだ…』
私が言うと、龍斗君は私の顔を見て、微笑むように笑った。
さっきの笑顔とは違う、優しい笑顔だった。
そして…何も言わずに、私にキスをした…。
この時…私は幸せすぎて…
龍斗君の様子がいつもと違うなんて……
気づかなかったんだ…。