「その日



私は風邪をひいて40℃近くの高熱を出していました



空羽は心臓に病気を持っていたから



風邪なんか うつしたら大変



私は自分の部屋から一歩も出ず



寝ていました




そこに空羽が顔を出したんです



『風羽、大丈夫?』って



大丈夫だから、来ないで


そう追い返そうとした時



テーブルの上のお粥を見て



『全然、食べてないじゃない。水分も取れてないし、治らないよ』



空羽は そう心配してくれた



今でも悔やまれてならない……………



どうしてお粥を食べ水分を取らなかったのか



私は空羽に こう言いました



お粥なんか食べたくない



そう言ってしまった……




空羽は眉をしかめてから



何かを思いついたように



『待ってて』



そう言って部屋を出て行きました…………」




< 146 / 394 >

この作品をシェア

pagetop