今日も、恋する電車。

けれども、茜はなかなかそれを実行することができずにいた。

もし、最初に飛ばしすぎて、後半失速したら、想像していたよりタイムが更新できなかったら、と常にうまくいかないことばかり想定してしまう。


だから自分のペースを崩さず、走りたかった。


そして、今も夢の中で、淡々と茜は走っていた。





「そうやって。

いつまで、自分を守るの?」



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