7年目の浮気
ベッドに寝転び、もうすぐ茉莉花の誕生日であったことを思い出す。

どうしようか。

ゴロゴロしながら考える。


芳雄には自分なりの何を贈るか迷わないコツがあった。

自分が今、欲しいものを贈る。


「そうだ、」

芳雄はスマホを取り出した。
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