ことばのスケッチ
一見この砂場の世界はバラバラのようであるが、プラスチックの容器を確保しても、弱い奴は腹も立てず、泣きもせず、またバケツの中に入れた手を払いのけられても、腹も立てず、涙も出さない。我慢しているのではない。こんなものだと認識しているだけである。かといって、欲しい物は確保し、やりたいことをやると言う欲望を失わない。弱虫でもなければ欲張りでもない。ただ純粋であり、かつ、自然なだけである。したがって、強い者と弱い者との間でバランスが取れた社会の構築が可能となる。弱虫であり欲張りであり、不純粋であり不自然であれば、こうは行くまい。大人の世界のように、必ず争いが芽生えて、優越感を目指すものと、そうでないものが現れる。