姫華伝
「あ゛!?」



「何か文句あんのかよ!!!」



あたしと金髪野朗が喧嘩腰になってると、藤堂郁也が聞いてきた。



「どうにかならいないのかな?」



「・・・・無理だな。弟の迎えは必ずあたしがやんなきゃいけねぇんだ。」



「そっか・・・」



「んじゃ、そーゆーことで帰らせてもらうよ。倉葉のことだけは頭に入れとくんで。」



そう言って、理事長室を出た。
そのまま、1時間目の終わりごろに教室に行き、なにごともなく弟を向かえに行けた。









「ひーちゃっ、今日のご飯なぁーーに?」



「今日はなぁ~・・・久々にカレーにするか!!」



「僕、カレー好きっ!!」



川原沿いを弟の神崎智<カンザキ・サトル>と手をつなぎながら歩いていた。



そんなとき・・・・



「お前、神崎姫だろ?**」



「あぁ゛?」



目の前に5人くらいの野朗どもが現れた。



「悪りぃーけど、あたしあんた等知らないから。そこ退け」



「こっちは、お前に用事があんだよ**なぁ・・・青木の神崎**」



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