神楽幻想奇話〜荒神の巻〜
再び席に着いた沙綺は、少し危険かもしれないが…と切り出し、一つ提案を出した。


「俺は不動さんの所に直接行って相談してみようと思う。
あの人なら御館様の信頼もあるし、頼りになる人だ。」


「…そうね…あの人なら何か知ってるかもしれない。」


忍はそう言って何かを考えているようだった。


「どうした忍?何か迷う事あるのか?」


透は考え込んだ忍に声をかけると、泣きすぎて眠そうな彩音の頭を撫でた。


「うん…私達の師匠なら何か知ってるかなって…。」


「忍達の師匠って…水嶋様の事か?!」


沙綺はすっかりその事を忘れていたと言って驚いていた。
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