神楽幻想奇話〜荒神の巻〜
それから少しして、皆が落ち着いたのを確認した沙綺は途中で途切れた会話の続きを元に求めた。
「…それで、先程言われた神器の件を聞かせて下さい。」
そう話を振られた元は、亮太を隣に呼んで座らせると、その首から掛けられていた紐を取り外した。
「よかろう…。今ワシが亮太の首から取り外したこの石が八坂瓊勾玉じゃ。今となっては最後の一つとなったな…。」
そう言いながら手に乗せた物は、不思議な緑色をした石だった。
三種の神器と言われるほどの豪華さも神々しさもない普通の石…そうとしか見えなかった。
「これが…ですか?こんなどこにでもありそうな石が!?」
手にとってマジマジと観察した沙綺は、それ以外の感想は見つからないまま不思議そうに聞き返した。
元はその様子に対して頷き返すと、腕を組んで続きを話し始めた。
「驚くのも仕方ない、このワシですら最初は信じる事が出来んかった位じゃからな。しかしそれは本物だ。」
「…?いつからです?本物だと思うようになったのは。」
透は余りにハッキリと断言した元に、何か理由があると感じて質問してみたのだ。
元は沙綺の手から石を返してもらうと、皆によく見えるように手のひらに乗せて前に出した。
「よいか、よく見ておれ…。」
「…それで、先程言われた神器の件を聞かせて下さい。」
そう話を振られた元は、亮太を隣に呼んで座らせると、その首から掛けられていた紐を取り外した。
「よかろう…。今ワシが亮太の首から取り外したこの石が八坂瓊勾玉じゃ。今となっては最後の一つとなったな…。」
そう言いながら手に乗せた物は、不思議な緑色をした石だった。
三種の神器と言われるほどの豪華さも神々しさもない普通の石…そうとしか見えなかった。
「これが…ですか?こんなどこにでもありそうな石が!?」
手にとってマジマジと観察した沙綺は、それ以外の感想は見つからないまま不思議そうに聞き返した。
元はその様子に対して頷き返すと、腕を組んで続きを話し始めた。
「驚くのも仕方ない、このワシですら最初は信じる事が出来んかった位じゃからな。しかしそれは本物だ。」
「…?いつからです?本物だと思うようになったのは。」
透は余りにハッキリと断言した元に、何か理由があると感じて質問してみたのだ。
元は沙綺の手から石を返してもらうと、皆によく見えるように手のひらに乗せて前に出した。
「よいか、よく見ておれ…。」