神楽幻想奇話〜荒神の巻〜
元はそう言って勾玉を見つめると、霊力を注ぎ始めた。
するとどういう事か勾玉がその霊気に呼応するかのように輝きだしたのだ!
「水嶋様!これは…。」
御影が何かを言おうとした瞬間、勾玉が一瞬強く輝き、元の霊気を打ち消してしまった!
「え!?どういう事です!?今のは一体!」
元は驚く一同に黙ったまま目をつぶると、勾玉を握りしめて深く息を吸い込んだ…。
皆が見守る中、ゆっくりと目を開いた元は、再び勾玉を皆によく見えるようにテーブルの上に置いた。
「…今見た通りじゃ。三種の神器というのは、いずれも使用者を選ぶ。
手に入れたからといって誰もが使いこなせる物ではないのだ。」
「ですが…それではわざわざ亮太が常に持っている理由にはなりません。
どう考えても長である水嶋様が持つべきでは?」
御影は眼鏡の奥に光る目を細めながら、もっともな意見で元に問いかけた。
「…ワシには使いこなせん。それが一番の理由じゃ。
そしてもう一つの理由は忍達も見たように、時として亮太がその潜在能力を引き出す事があるという事じゃ。
本来であるなら、亮太は風神達を退けた水神などという神格の高い召喚は、出来るはずなど無いのだ。」
元はそう言いながら亮太の顔を見つめた。
するとどういう事か勾玉がその霊気に呼応するかのように輝きだしたのだ!
「水嶋様!これは…。」
御影が何かを言おうとした瞬間、勾玉が一瞬強く輝き、元の霊気を打ち消してしまった!
「え!?どういう事です!?今のは一体!」
元は驚く一同に黙ったまま目をつぶると、勾玉を握りしめて深く息を吸い込んだ…。
皆が見守る中、ゆっくりと目を開いた元は、再び勾玉を皆によく見えるようにテーブルの上に置いた。
「…今見た通りじゃ。三種の神器というのは、いずれも使用者を選ぶ。
手に入れたからといって誰もが使いこなせる物ではないのだ。」
「ですが…それではわざわざ亮太が常に持っている理由にはなりません。
どう考えても長である水嶋様が持つべきでは?」
御影は眼鏡の奥に光る目を細めながら、もっともな意見で元に問いかけた。
「…ワシには使いこなせん。それが一番の理由じゃ。
そしてもう一つの理由は忍達も見たように、時として亮太がその潜在能力を引き出す事があるという事じゃ。
本来であるなら、亮太は風神達を退けた水神などという神格の高い召喚は、出来るはずなど無いのだ。」
元はそう言いながら亮太の顔を見つめた。