WETHER
「そろそろ起きなさいよ」

「新聞は結構…ムニャムニャ」

「帰るわよー」


いきなりの大声に飛び上がってしまった。


「は、はい、何でしょうか」

「帰るわよ」

「あ、あ〜分かった」

俺は急いでバックを持って楓の後を追った。


帰り道に弁当箱を返し、自分の家に帰った。


家に帰った俺は、誰もいないリビングで一枚のチラシを広げた。
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