先輩は俺の幼なじみ☆
『こっちが拓斗の彼女で、こっちが幼なじみ。』
「ふ~ん♪なんかお似合いだね。」
『うん。ラブラブだよ。』
拓斗、幸せそうだ~!と、魅紅先輩と話している拓斗を指差して言う。
拓斗って魅紅先輩の前では、素直に笑うよね…。
「で?こっちの先輩が落書きした人?例の幼なじみ。」
『そう。亜優って言うんだ。』
俺がそう言うと、隣を歩いてた恋がジッとこっちを見て来た。
『…なに?』
「…翔も幸せそうな顔してるね♪」
その言葉にボッと顔が赤くなったのが分かった。