姫に王子のくちづけを…
私の体温は一気に急上昇
片方の手は私の腰
もう片方は肩の辺り
「ちょっと彼方っ!…もしかしてまだ寝ぼけてる?」
私は抱き枕じゃないっ!!
ぐいぐいと彼方の胸を押して何とか離れようと頑張ったが
私が離れようとすればするほど
…彼方の抱きしめる力は強くなっていくようだ
吐息が
首にかかる
…何ていうんだろ
背中から力が抜けてしびれていくような感覚
くすぐったいような不思議な感覚
体温が心地よくて
とくとくと鳴る心臓のリズムが安心できて
ずっと…このままでいたい…