悪魔の口付け
ピピピピ ピピピピ
重たい瞼を開け、目覚める。
朝食を食べ、支度をし、家をでた。
いつもと変わらない1日の始まり…
の、はずだった。
「おはよう、初音♪」
家の門を出るとそこにいたのは昨日転入して来たという、人気者の先輩だった。
それよりも…
「なんでここに?」
「あっ俺?家がそこなんだ。」
と、私の家の隣に最近できたばかりのマンションを指さして言った。
あぁ、なんて迷惑な…。
「今迷惑とか思ったでしょ?」
「!?…思いませんよ。」
まさか図星をつかれるとは思ってなかった。