愛する心
「どうして?貴方には関係ないでしょ」





「だって愛心さんみたいな綺麗な人が汚されるのは嫌ですよ」





あなたは知らないのね、私がもう汚れた体





「そう、私はもう汚されてるわ」





「そんなことない!」




そういって男は声を張り上げ絵を見せてきた





「見てください、綺麗でしょ。これが愛心さんなんですよ、だからあんなこと続けないでください」





そこには私が描かれていた、私より綺麗かもしれない、色鮮やかな私。
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