“俺様”大家の王国
あんな至近距離で、
恥ずかしげもなくあんなふうに人の事褒めといて、
それなのにそれなのに、
自分から他人にああいう事を言ったのは初めてなのに、
それなのに、それなのに、
興味無いだとー!?
愚弄だ! 愚弄された!
せいぜい夜道には気を付けるがいい!
ふはははー!
「………はぁ」
ひとしきり心の中で叫んでから、あれ、今ちょっと格好良い事考え付いたかも、なんて思うミエロだった。
『夜道には気を付けるがいい』
そうだな、これいいかも。
ミエロは、風呂上がりの奈央に向って、早速言った。