ミラクル☆レイナ
だって私1人じゃあ、どんなに見たくても、きっと親達に怒られるのが怖くて、見るのを我慢してしまったから

でも、そんな私にカズくんは言ってくれた

『怒られようが何だろうが、見たら見たもん勝ち』

その言葉があったから、私は流星群を見る事が出来たんだよ―――


それにカズくんとなら、怒られても良いかな?って思えた


私は、カズくんがまだ、その時の事を覚えていてくれた事が嬉しかった

カズくんの中に、私と同じ記憶があるという事が嬉しかった

カズくんの中では、大した事ない思い出なんだろうなって思っていたけど、カズくんもまた、少しはこの思い出が大切な思い出だと思ってくれていたのだろうか?

あの日、私と見た流星群を綺麗だと思ってくれていたのだろうか?

そうだとしたら、それだけで凄く嬉しい―――


私は小さく笑いながら呟いた

「『怒られようが何だろうが、見たら見たもん勝ち』でしょ?」

それを聞いたカズくんはニッと笑った
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