ミラクル☆レイナ
そして、その後言った

「三和はあの頃から変わんねーよ」

「……えっ?」

「あの日だって、三和は悪くもないのに、俺を庇ってくれた。俺に無理矢理連れ出されたって正直に言えば良いのに」

それを聞いた私は、驚いて言った

「そんな……!あの時は私だってちゃんと断らなかったし、同罪だよ!……それに私も本当は見たかったから……。……ただ、私にはお父さんやお母さんに逆らうだけの勇気が無かっただけで……。……だから無理矢理連れ出された訳じゃない……。……それに、あんなに綺麗な流星群を見れたのは、カズくんのお陰だから……!……庇うのは当然じゃない……」

そう言って小さく笑うと、カズくんもまた少し呆れたように笑った

「ほら、そういう所。三和は優しすぎんだよ。誰かと喧嘩みたいになったらすぐに自分が謝るし、自分の大好きなお菓子やオモチャでさえ人に頼まれたらあげちゃうしな。
……そういうとこ昔から放っておけなかったんだよ。
今回のレイナの事だって、どうせ“レイナちゃんには色々助けて貰ったから”とか思ってんだろ?」
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