しるし
……こんなこと
言ったって先生は
もう側にいない。


もう終わったこと。

悔やんでも
しょうがない。

過去にこだわらず
今を生きなきゃ。


机の横にかけてある
真新しい鞄を手に取る。

「華チャン帰んの?
俺も一緒に…」
「やだ。」

「タカ~、なにあいつ」

前の奴に群がってる
女がザワザワしだす。

勝手に言ってろよ。


「華チャン…」

「タカ、あんなの
どうでもいいじゃん♪」

「そうそう、あたしらが
いるじゃぁん★」


勢いよくドアをしめる。
暑苦しい。
馬鹿みたい。


階段を駆け上がって
屋上につく。










またウザイ奴がいた。
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