しるし
「…ック…ッッ…」

「大丈夫や。
心配せんでええ。」

ちがうよ?先輩。
あたしは怖くて
泣いてるんじゃない。

切なくて、恋しくて、
もう傍にいない先生に
逢いたくて泣いてるんだよ?

「…ウゥッッ…」

「大丈夫や…!!」

そういって、
今日逢ったばっかの
生意気なあたしを
優しく、優しく
抱きしめて、
頭を撫でてくれた。

この人なら…
頼っていいかなって
あったばっかなのに
思っちゃった。

あたしも単純だね。笑
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