夢をみさせて


「ちょっと
愛乃どうすんの、それ」

麻友は不思議そうに私に
聞きました。

まだ彼女には
ロフトでのいきさつを
話してはいませんでした。


「うん…ちょっと時間ある?
ちょっといつもの店に
寄って行くかへん?」

私は彼女に話を聞いて
もらおうといつも
行っている
ファストフードの店に
誘いました。


「おっけー、かまへんよ」

彼女は笑って
返事してくれました。



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