実録 出会い系サイト!!『実話』
アタシの頭と心は、今にも壊れそうだった。


もう限界だった。


心も身体も疲れ果てていた…。


そんな日々が二週間過ぎた、土曜日。


アタシ達はいつも通りデートしていた。


拓人が隣にいるのに、楽しくない…。


そう思いながら、カズさんのお店に行った。


いつもと変わらないカズさんの笑顔。


お店に入って、しばらく三人で話していたら、♪~ 拓人の携帯が鳴り、拓人が席を外した。


…………。



アタシが黙って下を向いていると、カズさんが少しだけ真剣な顔をして、アタシに話しかけてきた。


「亜美ちゃん、何か悩んでるなら言ってね。良かったら聞くからさ!」


それだけ言うと、カウンターの奥に消えて行ってしまった。



゙カズさん、優しいな…。″


そんなコトを考えていると、拓人が戻って来た。


アタシは少しだけ、気持ちが楽になった。


カズさんの言葉で…。

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