実録 出会い系サイト!!『実話』
「おかえり、拓人!」


「ただいまー。こんな時間なのに仕事の電話だよ…。疲れるー…。」


拓人は少しうなだれて言った。





家に帰って一人になると、アタシはいつも通り…。

うじうじと悩んでいた。

一人でいる時はイヤでも考えてしまう。



゙拓人のコト信じていいよね。アタシは拓人のお姫様なんだよね…。″



布団に入ってから、自分で自分に言い聞かせていた。

どれ位の時間が経ったのだろう。


ふと、窓の外に目をやると、空が明るくなり始めていた。


あの光景を目にしてから、アタシは眠れない日々を送っていた…。

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