実録 出会い系サイト!!『実話』
「あれ??今日は髪の毛おろしてるんだ。さらさらのストレートヘアーも、可愛いじゃん。」


「……。たまにはね…。」


心の中では、どうでもいいと思っていても、


゙負けたくない…。″


というライバル意識があったのかもしれない。


待ち合わせ場所に向かう途中、拓人はずっとアタシと手を繋いでいた。


アタシは拓人に引っ張られるような感じで歩いていた。


アタシの家の近所にある小さなコーヒー専門店まで来ると、


「着いたよ。」


ニコッと微笑む拓人。


「えっ…。待ち合わせ場所って、ここなの??」


「うん。亜美の体のコト考えて近くにしてもらった。中に入ろうか…。」


すると、うつむいてるアタシの手を強く、ギュッと握ってきた。


「そんなに緊張しなくていいから…。お店に着くまで何も話さなかったね、亜美。」


「あ…。そうだっけ…??」


アタシの心臓は、ドクドクと音をたてていた。


足もガクガクと震えていた。

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