実録 出会い系サイト!!『実話』
部屋に戻ると、拓人も起きていた。


「おはよう、亜美。っていうか、どうしたの、その目!?」


拓人はそう言いながらも、少し意地悪っぽく笑っていた。


「別に。少し腫れてるだけ。」


アタシは、素っ気なく返事した。


「アハハ。そんな目で会社行ったら、バレバレじゃん。今日、会社休んだら??俺も今日は、昼から会議だから午前中はヒマ人です。」


「社長さんはいいよね。自由人で…。」


そんな会話をしながら、のんびりとした朝を過ごしていた。


アタシは会社に行く準備をしながら、ゴロゴロしている拓人を見て思っていた。

゙社長はいいよねー。派遣社員は、目が腫れた位で会社休めないし…。″



少しイライラしながら化粧していると、いきなり拓人が鏡越しに立って話しかけてきた。

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