実録 出会い系サイト!!『実話』
「うん」


渡された鍵を眺めていると、クスッと拓人が笑った。


「何よ~~」


アタシが少し不機嫌に言うと・・・


「このマンション、オートロックだから鍵忘れたら入れないよ。気をつけてね。」


と言って、ニヤけていた。


「いいもん。鍵忘れたら、泣きながら拓人に電話するから!!」


強気で言い返すと、二人で笑ってしまった。


そして、二人の本格的な同棲生活が始まった。


毎日、拓人を送り出して、部屋の掃除して、買い物に行って。


一日が過ぎるのは、以外に早かった。でも、暇な時間にテレビを見ながら、寂しいと思っていた。


もちろん、拓人は仕事が終わったら毎日帰ってくる。早い日もあれば、遅い日も少なくなかった。


“やっぱ、社長って大変なんだ・・・・・・”



自分に言い聞かせていたけど、寂しさは変わらなかった。

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