実録 出会い系サイト!!『実話』
拓人との生活は幸せで、文句はなかった。


京香お姉さんも、頻繁に遊びに来てくれていた。


たぶん、慣れない土地で日中アタシが、一人でいることを心配して来てくれていたんだと思う。


近所に友達もいないし、リナは仕事とユウジで忙しそうだったし。


“昼間、一人ぼっちで寂しいな・・・”



そんなことを考えながらも、拓人との生活が始まって1ヶ月が過ぎていた。


買い物以外は、外に出なくなった。いつも部屋の中で一人。でも、出かける場所もなく・・・ たまに、京香お姉さんとランチに行く程度で、ひきこもりになってしまった。


拓人は仕事が忙しく、きっちりとした休みはなかった。その変わり、お昼から仕事に行ったり、夕方早く帰ってきたり。


「休みがとれなくて、ごめんね」 


と何度も言われた。でも、寂しいなんて言えるはずもなく・・・


「毎日、拓人が帰ってくるだけで十分だから!」


と強がっていた。本当は寂しくてたまらないのに言えなかった。だって。拓人は、仕事が忙しいから・・・・・・

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