わたしのレシピ


サイズを出してもらって履いてみる。


いい感じ♪♪

値段はそこそこしたけどこれを自分のプレゼントにしよっかな!


「どお?」

「、、、やめとけ」

「、、、変?」

「他にしろ」

「、、、なんで?」

「お前みたいなデカ女がそんな高いのはいたらブサイクだろ」


固まってる私と店員さんに気付くことなく、圭介は早く脱げよと吐き捨てる。


「背が高い方が履いてもカッコいいですよ。デザインが女の子らしいですし」


気をつかった店員さんが圭介に話してくれる。

けど圭介は聞く耳持たずに違うデザインを物色している。


「私が自分で買うんだから気に入ったの買うんじゃダメなの?」

「そんなに履きたいなら俺と別れて背の高いヤツと付き合えよ!」


怒鳴って圭介はさっさと店を出ていってしまった。

私は恥ずかしくて店員さんにお礼を言ってそそくさと店を出た。
周りの人の視線が痛かった。


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