わたしのレシピ
「なんであんな言い方しかできないかな、、、」
会話がないままベンチに2人して座ってたけどやがて圭介が帰ると言い出した。
止める気も起きなくて黙って見送りベンチでぼんやりしていた。
楽しく過ごしたい。
けど、私だけが努力しても難しいんじゃないかな。
それとも私がまだ譲れるとこがあったのかな。
お腹が空いて時計を見るともうすぐ20時だった。
思いっきり贅沢なご飯を食べてやろうかとも思ったけど、結局お金を気にしてマックを食べた。
周りは家族連れやカップルで賑やかな中、1人で食事は悲しかった。
洋服を見ても買う気になれず、気に入ってたあの靴も欲しかったけど同じ店員さんに会うのが恥ずかしくて店には入れなかった。