大好きな気持ち

・焼肉



「はいはい…じゃぁみんな何食べる??」


「ぼくカルビととんトロ!!」


「じゃぁ私も!!」


「私も!!」


「俺はそれ+塩タン」


「おっけ-」


ママさんがすぐに店員さんを呼んで、次々に注文していった。


5分も待たないうちにお肉が運ばれてきて、龍斗君が上手にみんなの分を焼いてくれた。


お箸を持つ手すらかっこよくて、思わず見とれてしまう…


「早く食べろよ」


龍斗君はまだ全然食べてないのに私に気を使ってくれる…


そんな優しさにまたときめいちゃう…


「いぃよ!私かわろうか?龍斗君さっきから全然食べてないでしょ??」


「ありがと」


そう言ってお箸を私に渡して食べだした


「熱っ!!」


油が飛んできた…
龍斗君は無言で焼いてたけど熱くなかったのかな??


それからまた龍斗君と代わりながら、みんなでお肉を食べた。


「ふぅ…美味しかったね」


「はい!!おごってもらっちゃってありがとうございました…」


「いぃのいぃの!!こちらこそありがとね」


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