アタシのナイト
「はぁ~っ、ありえねぇっ!」

川口翔太が大声で言ってきた。


「ナイトになるのはしょうがねぇとしても・・・なんで相手がコイツ?
こんな男勝りのやつ、ナイトなんかいなくても自分守れるだろ」

そう言って奴はまたケラケラと笑う。


嫌いじゃなかった奴の笑いも、今はただの凶器でしかない。

あたしの心を、えぐりとる。


あぁ、やっぱりコイツはあたしの事が嫌いなんだ。

嫌い、、なんだ。



何か馬鹿らしく思えてきた。

"ナイトが知り合いで良かった。"

"コイツなら口げんかでもしながらやっていけそう"


一瞬でもそう思ったあたしが馬鹿みたい。




・・・・・・馬鹿、みたい。
< 31 / 84 >

この作品をシェア

pagetop