あなたを求めて
 それからずっと、たまに話すくらいの関係だった。
 あたしはクラスで友達がいっぱいできて、太一と同じ中学校だった友達もできた。

 それから、太一とは体育委員で一緒になりました。
 中学のときは体育委員長だったんだって。

 ある日、あたしは学校祭の実行委員がしたくて、一緒にする友達を探していた。
 でも、みんな実行委員は2,3年生がするものだから・・・ってゆう理由でしなかった。
 女子の友達は諦めて、男子の友達を誘った。
 でもみんなNG。
 したい気持ちがあったあたしの心も悩んでたとき、中学のころに同じ塾だった男子に言われた。

「香川さんのクラスにいる佐藤は体育祭とか結構燃える人だよ」

 それを聞いてあたしは太一に頼もうとした。
 太一と同じ中学だった恵理に太一のメアドを聞いた。

[こんばんわ!!香川美沙です♪恵理にアド聞いたよ^^]

 結構すぐの返信だったと思う。

[おう!!佐藤だよ-^^よろしく♪]

 すぐさま本題を切り出した。

[学校祭の実行委員しようよ!!]

 今思えば結構率直な内容だったな・・・笑

[んー、、したい気持ちはあるけど、そんなキャラじゃないし]

 き、キャラの問題ですか!!?
 ってゆうツッコミをしたくなったけど・・・;

[そっか-わかった^^なんかごめんね]

 謙虚な私を演じてみた笑

[俺こそゴメンね]

 謝んなくてもいいのに。





 それから、たくさんたくさん話したり、笑ったりしたんだよ。

< 2 / 5 >

この作品をシェア

pagetop