朝4時20分
01
───プルルルル〜ッ♪


暇な休日をもてあますよりは、と誘い合わせてやってきた市民祭りの会場で
久々の再開を果たした親友「はるか」の携帯から爽やかな洋楽が流れる。

素早くディスプレイを確認し、
一瞬気まづそうな顔をしたハルに「はいッ!!」と手渡された携帯に目をやると、
見慣れた名前からの着信を示していた。
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