時計塔の鬼
そうして、腫れぼったさが残る目で言う。
「お母さん、食べるから……、お粥持って来てくれない?」
倦怠感があったとしても、嘔吐感が込み上げてきたとしても
食べなきゃ、治らない。
弱る一方なんだ。
ダルくたっていいじゃない。
吐いたっていいじゃない。
自分の体であるからこそ。
自分が努力もせずに治せるはずがないんだ。
自分と、傍にいてくれる人や支えてくれる人。
みんなで治すものなんだ。
シュウ。
もし、シュウが倒れたら、私が看病してあげてもいいよ。
否、少し訂正。
断られたって看病するよ。
喜んで一緒に治そう。
健康でいたいじゃない。
……そうでしょう?