恋に恋する五秒前
「何々?楽しそうじゃん!!」カナメがわざとっぽく入ってきた。
「まっ!!僕は、マヨ。よろしく!そっちの2人は?」
カナメに気を使い2度名前を答えてくれた。
「私、橘ハナです!!」
「うち、岩河カナメ!!」
「カナメちゃんに、ハナちゃん。よろしくね!!」この時カナメが好きなタイプがわかった気がした。
私は元いた席に戻った。
「ハナ~!!マサヨシだって!」カナメが嬉しそうにはしゃいでいた。
数人残っていたが、ほとんどがロビーを出て部屋へと向かっていった。